皆様、こんにちは。
本日は、アパート・マンション大規模修繕における建物劣化診断時の、実際の劣化事例をご紹介いたします。
【事例】ひび割れ➾エフロレッセンスの発生
エフロレッセンス:コンクリート中の原因物質が水に溶けだし表面で結晶化して白く見える現象です。
クラックから雨水が浸入し鉄筋にさびが生じます。これは爆裂に繋がる非常に危険な状態です。
【対策】
タイルをはがしてエポキシ材を注入することで、クラックを補修します。クラックを防ぐことで雨水の侵入を防ぐことが必要です。
【事例】鉄部⇒錆の発生がある
生活導線に錆があると、居住者も汚く住む傾向があります。居住者にはマンションを大切に使ってもらわないと、オーナーとしても損出が大きくなっていきます。
【対策】
手ケレン、電動工具により錆を除去します。その後、再度丁寧に塗装を行います。
以上、よくある建物の劣化事例をご紹介いたしました。